バランスの良い食生活

記憶力アップにイソフラボン

女性ホルモンには、記憶力を維持する働きがあるようです。
エストロゲンという女性ホルモンの物質の一つが、その作用の源になっているのです。
記憶力というのは、脳内の神経細胞ニューロンが結び付いて形成されていることによって保たれています。

この神経細胞は、たとえば加齢などにより死滅していきますが、ある研究によりエストロゲンを加えるとニューロンの死滅が大幅に減少したという実験結果が得られました。
そう、この実験にもみられたように、エストロゲンが、どうやら記憶力をつかさどる細胞を保護する役割を担っているようなんですね。
これが、女性ホルモンが、記憶力の維持に関わっているとみられるメカニズムです。

アメリカの大学でも、この物質に注目している学校があり、コロンビア大学やロックフェラー大学でもこれを扱った実験が行われています。
そして、エストロゲンがニューロンの成長を促すこと、さらに脳内情報を伝えるのに必要な神経伝達物質を増加させる働きがあるらしいことなどが付きとめられています。
もちろん、いまだ研究段階で、全面的な確証が得られたわけではないのですが、かなり期待が持てる結果ではありますよね。

さて、それでは当のイソフラボンがどう記憶力アップに関わってくるかという事を思われる方がいます。
実は、その働きに、先ほどから登場しているエストロゲンという素晴らしい物質によく似たところがあるところからなのです。
構造自体もよく似ていま女性ホルモンは年を取るごとに減っていくのですが、肌質をキープしたり、滑らかで豊かな毛髪を守ったりと。

イソフラボンは美容分野においてそれを補う成分としてこれまでも活用されてきたんですね。
同質な働きを持つ女性ホルモンのエストロゲンが昨今、記憶力にも作用するのではないかとの注目を浴びたのに伴って、イソフラボンにも期待が集まったのは当然のことです。
イソフラボンには、さらに血管で血流が溜まらないようにする効果もあり、それは脳の周辺の血液の流れをよくするのにも同様に作用します。

血行が良くなれば、血液に乗って新鮮な酸素や栄養素が運ばれるため、そうした意味でも脳内活動の活発化、引いては記憶力の維持にも繋がっていきますよね。
いずれにせよ、イソフラボンの働きの中でも、今後に期待がかかる性質の一つです。

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